相談の流れ

1. 法律相談の予約 (ご予約は事務スタッフがお伺いします)

当事務所にお電話をいただく中で,「あの,そちらに依頼したいのですが,どうしたらよいですか?」とご質問を受けることがあります。事務員が電話口で案内をしますが,弁護士に相談するのが初めてという方も多く,みなさん不安なようです。

そこで今回は弁護士に依頼をする最初の第一歩である「法律相談」の手順について説明します。まずはお電話で法律相談を希望する旨のご連絡をお願いします。(メールで予約をする場合については後で別に説明します。)電話は営業時間内(当事務所では平日の9:00~17:30です)のみ対応という事務所が多いですが,中には転送電話等を利用して土日も電話での対応をしている事務所もあります。

さて,最初のひとことは「相談の予約をお願いします。」とだけ言っていただければ大丈夫です。あとはこちらから,お名前,相談希望日時などの必要事項を質問させていただきます。ご希望の相談日時と弁護士の日程を確認し,相談の日時を決めます。その際に,弁護士についての希望(女性弁護士希望など)があればおっしゃって下さい。

法律相談では,弁護士が事案の概要をお聞きし,解決までの方針を検討しお伝えします。弁護士への依頼を希望されている方には,解決に向けて弁護士がどのような手助けができるかをお伝えします。弁護士の考えをお聞きになったうえで,依頼するか否かは自由です。また依頼について必ずしもその日に決める必要はなく,持ち帰って検討していただいて構いません。費用についても遠慮なくお尋ね下さい。

以上は,当事務所の場合の説明ですが,どこの事務所でもおおむねこのような手順だと思います。

また,相談のご予約をメールでも受け付けている事務所もあります。当事務所もメールでの受付をしております。平日の日中に電話をかけるのが難しい方はメールをご利用下さい。 その場合は,事務所のHPに相談予約のフォームが掲載されているはずですので,そのフォームに必要事項を記載して送信すれば大丈夫です。

お電話での予約方法

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平日9:00~17:30までの間にお電話ください。
お電話では,次の点をお聞きさせていただきます。

1. ご自身のお名前
2. 相手方のお名前
3. 相談希望日時,希望の相談方法(来所相談,電話相談,オンライン相談)
4. ご相談内容

 

TEL:075-253-0555

 

メールフォームでの予約

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メールフォームでのご予約はいつでも承っております。お電話ができない,または受付時間(平日9:00~17:30)外のご予約はこちらをご利用ください。

 

必要事項のご記入

「確認する」→「送信する」をクリック

当事務所から自動返信メール

当事務所から相談日時の連絡
(メールもしくは電話で)メールフォームへはこちらをクリック

 

 

LINEでの予約

 
LINEでのご予約はいつでも承っております。お電話ができない,または受付時間(平日9:00~17:30)外のご予約はこちらをご利用ください。

 

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必要事項のご記入

「送信」をクリック

当事務所から相談日時の連絡

※土日祝のご連絡は、次の営業日までご連絡をお待ちいただけますと幸いです。

 

 

 

2. 法律相談

当事務所の場合を説明しておりますが,他の事務所でもおおむね以下の感じだと思います。

まず,約束の時間に事務所にお越し下さい。玄関のインターホンで「○時に相談予約した○○です。」と告げていただくと,スタッフが相談室へ案内いたします。相談室は個室となっています。

当事務所では相談室で小さな音量で音楽を流しております。(音楽を止めて欲しい方は遠慮なく言って下さいね。)相談室では,最初に「相談票」と「チェックシート」にご記入いただきます。
「相談票」は,氏名,生年月日,連絡先(住所,電話番号,メールアドレス)などを記載していただくものです。
「チェクシート」は,離婚相談の場合にのみ記入していただいてます。婚姻した年月日,別居の有無,子どもの有無,離婚の原因,財産分与の対象となる財産など,離婚の問題を考える際に考慮しなければならない事項についてチェックシート形式でご記載いただきます。病院でいう「問診票」のようなものをイメージいただければ分かりやすいかもしれませんね。

記入が終わった頃を見計らって弁護士が相談室に参ります。名刺を渡して自己紹介をし相談に入ります。

ここからは,弁護士によって色々なスタイルがあると思いますが,当事務所では,予約のお電話やメールの段階で相談内容を簡単にお聞きしているので,その内容に従って弁護士が事情について質問をし,相談者に話をしてもらうという感じで相談がスタートします。

ひととおり話していただいた後,どのような解決内容を希望しているを整理します。「どのように解決したらよいか分からない」という場合は,弁護士の方から考え得る解決方法を説明します。時にはご希望なさっている解決内容の実現が難しい場合もあります。そのような場合は,なぜ実現が困難であるのか,どの程度までであれば希望内容に近づけることができるか,他の方法にどのようなものがあるかを説明します。

弁護士に相談をする場合のスタンスは様々です。
①弁護士の手を借りずに自分で解決したいが助言が欲しい。
②弁護士に代理人になって欲しい。
③場合によっては弁護士に代理人になって欲しい。
①の方には,ご自身で相手と交渉する場合の注意点などを追加でお伝えします。
②③の方には,解決に向けてどのように弁護士が手助けできるかも説明をします。

 

3. ご依頼

法律相談を受けて弁護士への依頼を希望なさる場合の手続の流れについて説明します。当事務所での手続を説明しておりますが,他の事務所でもおおむね同様の流れだと思います。

まず,弁護士から費用の説明をいたします。弁護士を依頼する際に要する費用としては,①着手金,②報酬,③日当,④実費です。

①着手金は,依頼の最初にお支払いいただく金銭です。②報酬は委任事務が終了した後に解決内容に従ってお支払いいただく金銭です。①②についてご依頼頂く事件ごとに異なるのでそのケースではいくらになるかを具体的に説明します。

②日当は,他府県の裁判所に行く場合や相手方との交渉に事務所外に赴く必要がある場合,に発生する費用です。これも具体的金額を説明いたします。事件によっては日当は発生しません。

③の実費は委任事務を遂行するために使った費用です。具体的には,裁判所に納める費用,交通費,郵送費用,戸籍謄本等の必要書類を取り寄せた際の費用などです。

※費用の説明で分からないことがあれば遠慮なく質問して下さいね。費用についてご納得いただければ委任契約を締結することになります。

委任契約書2通をお渡しいたします。ご自宅でよく読んでいただいた上で,2通とも署名押印していただき,1通を当事務所にお送りいただきます。もう1通はご自身で保管をお願いします。

着手金は,委任契約締結のタイミングで請求書をお送りさせていただきます。請求書が届いたらおおよそ10日以内にお振り込みをお願いしています。振込先は請求書に記載してあります。

中には最初の法律相談時に着手金を持参下さっている方もおられますが,着手金のお支払いは委任契約書を取り交わし請求書をお送りした後で大丈夫です。

ここまでの契約締結の手続が終了したら委任事務に着手いたします。

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