コラム 116 浮気がバレたから54億円払え!? 2017/2/15

 コラム116(圧縮)

フランスで,妻の携帯電話で配車アプリ「ウーバー」を利用したところ、アプリの不具合が原因で妻に浮気がバレて離婚することになったとして,54億円の損害賠償を求める訴えを起こしたニュースが報じられていました。
アプリのバグによる犠牲者であると主張しているとのこと。

携帯電話,特にスマートフォンがきっかけとなって,配偶者の浮気が発覚することが本当に多いです。メールやLINE,保存されている画像などが典型的ですが,詳しくはお話しできませんが,いろいろな形で配偶者の素行が明らかになることがあります。

浮気を,隠す側と,探る側。
ここでも「デジタル・デバイド」は確実に存在し,この文明の利器をどちらがよりスマートに利用できるかが鍵を握ります。

しかし,この男性,自分の浮気が原因なのに,54億円もの損害賠償を求める神経には理解しがたいものがあります。
日本では,請求額に応じて裁判所に納める印紙額が変わってきます。
ちなみに54億円を請求しようとすると1142万円を裁判所に支払わないと裁判のスタートが切れません。
浮気の発覚は,妻の携帯電話を利用したことに起因しているわけで,なおさら痛いです。

弁護士 大川 浩介

 

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