モラハラの被害者がとるべき行動

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モラハラの被害者がとるべき行動

辻先生

1.まずは離れる

さきほども述べましたように,モラハラの被害者は,いわばホディ・ブローを受け続けるようなもので,そのダメージは確実に蓄積されていきます。やがては心身に変調をきたすこともあります。
そのようななかで,ただ耐えしのぶことが,自分のためにはもちろん,子どものためにもならないことも既に述べたとおりです。

継続的にモラハラの状態にある夫婦がそのまま自然に改善していくことは期待しがたいです。モラル・ハラスメントを加えることが加害者のパーソナリティを形成してしまっているためです。

そこで,離婚するしないは置いておいても,まずは,モラハラの加害者から離れる必要があります。この「離れる」には物理的な意味合いもあれば精神的な意味合いもあります。

 

2.第三者を間に入れる

そして,今後について話し合いをするためには,第三者を間に入れることをお勧めします。
婚姻関係を続ける途を模索するのであれば,間に入る第三者はカウンセラーや親,共通の知人などになるでしょう。
モラハラの加害者は自分がモラル・ハラスメントをしてきたという自覚がないことが多いので,まずはこれを自覚して真摯に反省することができるかがポイントになってきます。
謝罪する姿勢を示すことがあっても,それは「支配」を取り戻すための見せかけにすぎないかもしれません。反省する態度に変化がないかを注意深く見きわめる必要があります。
他方,離婚する決意を固めているのであれば,弁護士や調停委員などになります。
いずれにしても,その関係性からして,ふたりだけで話し合うことは有害無益です。

当事務所では,離婚するかどうか決めていない,決めかねているという方のご相談もお受けしていますので,ご自分で抱え込まずに,まずは一度ご相談になることをお勧めします

これまでと同じ「距離感」にいるかぎり,モラハラの加害者が態度を改めることはまず望めません。
モラハラの被害者は,大なり小なり,マインドコントロールにかけられている状態にありますので,距離を置いて,まずはその「呪縛」から解き放される必要があります。

 

モラルハラスメントについて

モラルハラスメントとは

モラハラの特徴

モラハラの被害者がとるべき行動

 

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