コラム 137 別居している子の変化にとまどう親 2017/4/28

 

コラム137(圧縮)

子どものいる夫婦が別居し,親と子がしばらく会っていないような場合,子どもの年齢によっては別居している親のことを忘れてしまう,あるいは,覚えてはいるけれど人見知りをしてしまうといったことが時々起こります。
子どもの反応はさまざまで,恥ずかしそうにモジモジする子,別居していた親がその場にいないかのようにマイペースに遊び続ける子,人見知りが強い子は同居している親の後ろに隠れてしまうこともあります。

別居している親は,子の態度にショックを受けます。一緒に生活していたときはあんなになついていたのに…。
しかし,幼い子どもが,しばらく顔を合わせていない人を忘れてしまう,人見知りをしてしまうのは仕方のないことです。子どもが,別居している親のことを嫌いになったということではありません。

別居後,はじめて子どもと再会したときは,子どもに忘れられて(人見知りをされて),まともに交流ができなかったけれど,ゼロからスタートをして子どもとの関係を再構築し定期的に面会をしている例をいくつか経験しています。中には,数回目の面会交流になってやっと子どもが口をきいてくれるようになったというケースもあります。このケースでは,当初,別居親も子どもの態度の変化に相当ショックを受け涙ぐんでおられました。しかし,ここであきらめたら子どもとのつながりが切れてしまうと思い,根気強く交流を続けました。子どもは,口をきくようになったら,その日から,いままでの頑なな態度がうそのように,自分から手をつないできたりするようになりました。

しばらく離れていた子どもが,すぐには元のように自分になついてくれなかったとしても,子どもが心を開くようになるまで,根気強く付き合ってあげて下さい。

弁護士 辻 祥子

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