コラム 171 いしだ壱成はモラハラ夫だったのか? 2017/10/30

この記事を読むのに必要な時間は約2分48秒です。

俳優のいしだ壱成さんの離婚が報じられています。

妻に課していた異様なルーティンが話題になっています。

ルーティンとして,サラダ用に7種類のドレッシングを用意させたり,彼の入浴中にカバンからその日の領収書を取り出して精算させたりしていたことが紹介されていました。

妻がこれらのルーティンを守れなかったときは,いしださんは激怒していたということです。

 

もちろん,妻が喜々としてこれに応じているのであれば,フェミニズム的には看過しがたいものがあるでしょうが,夫婦としては特に問題はないことになります。

 

しかし,妻がこれに耐えかねて別居して離婚に至ったということです。

典型的なモラルハラスメントのケースであると言えそうです。

 

いしださんには自覚がなかったようで,嫌なら嫌と言ってほしかったなどと言っていたそうです。

必ずしも本人に自覚がないのもモラハラの特徴で,相手に嫌と言わせない雰囲気を作っていることにも気づかないものです。

モラハラ夫には高学歴や高収入の人が多いのですが,いしださんのケースも妻は一般女性の方で,しかも10歳ほど年下だったようで,モラハラが起きやすい条件にあったと言えます。

 

モラハラは夫婦の「外」からは見えにくく,モラハラの証明は容易でないことが多いです。

往々にしてモラハラ夫はモラハラの事実を認めないため,別居直後では法定の離婚原因がないということになる可能性があります。

もっとも,いしださんは別居後に妻に謝罪していたそうです。

この謝罪が手紙やメール,LINE,あるいは録音などで形として残っていれば証拠になります。

 

なお,いしださんは父親の石田純一さんと同じ「バツ2」になったそうです。

離婚の報告を受けた石田純一さんが,いしださんに「次はもうないよ。」などと仰っていたそうですが,ご自身は再々婚を果たされています。

自覚がないこともあって,モラハラ夫は改善が難しいと言われています。

カウンセリングを受けるなどして意識改革をしないと,モラハラ夫ぶりが公表されたいしださんの再々婚は難しいかもしれません。

                                            

                                                   弁護士 大川 浩介

 

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