離婚にあたって,財産分与として自宅不動産を取得し,住宅ローンの借り換えができた事例【離婚解決事例05】
解決までの経過
夫、妻ともに40代。依頼者は妻側。
夫が家を出て別居が始まり、夫が離婚調停を申し立てるも条件が整わず、夫から離婚訴訟を提起された。
夫の所有名義で夫がローンを返済している自宅不動産があったが、依頼者が、この自宅不動産の財産分与を受けるとともに、ローンを借り換える形で和解離婚が成立した。
コメント
依頼者は、自宅不動産を確保することが至上命題でした。
このケースでは、依頼者が正社員として仕事に就いており、大学を出て就職したばかりの子どもが連帯保証人となる格好で、依頼者が自宅不動産の所有権の譲渡を受けるとともに、住宅ローンも自らの名前で組み直すことができました。
もっとも、住宅ローンの組み替え、借り換えが認められるかどうかは銀行などが判断するところ、収入が少ないこと等がネックとなって、夫から妻への移行が叶わないケースも多いです。そのため、いろいろな銀行に掛け合うなどの努力が必要となることもあります。
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姉小路法律事務所
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