慰謝料請求訴訟を提起したことにより,交渉時より和解金が大幅に増額した事例【離婚解決事例25】
【キーワード】不貞行為 慰謝料請求 訴訟
夫の不貞行為が原因で別居した。
本人が,夫の不貞相手女性に対し,慰謝料を求めて交渉をしていたが,金額が折り合わず合意には至らなかった。
その後,代理人を依頼し,不貞相手女性に対し慰謝料を求める訴訟を提起した。
訴訟提起後,第一回期日前に,不貞相手女性から,ある程度まとまった金額を一括で支払うので訴訟を取り下げて欲しい旨の申し出があった。
不貞相手女性が提示する金額に不足はなかったので,訴訟の第一回期日前に,和解金を一括で受け取り,和解が成立し,訴訟は取り下げた。
コメント
被告側に,訴訟を提起されては困る事情(仕事関係,家族関係など)があるようなケースでは,訴訟を提起すると,第一回期日が来る前に被告から和解の提案がある場合がある。
本件も,このようなケースに該当し,訴訟提起後,すぐに,被告側から和解の提案があった。
和解金として提示された金額は,訴訟提起前の交渉時に相手方が提示していた金額の3倍以上と高額であった。
相手方の事情によっては,訴訟を提起した方が,早期に解決する場合があるという一例。
相手方の事情によっては,訴訟を提起した方が,早期に解決する場合があるという一例。
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