離婚を拒否していたモラハラ夫と早期に離婚が成立した事例【離婚解決事例43】
〇この記事を読むのに必要な時間は約1分44秒です。
婚姻1年未満の夫婦,妻が依頼者。
夫のモラハラがひどく婚姻後数ヶ月で妻が実家に帰って別居
妻から夫に離婚を求めるが,夫は「離婚する理由がない」と離婚を拒否
話し合いができず弁護士を依頼し離婚調停を申し立てた。
第1回調停期日においても夫は同様に「離婚する理由がない」と離婚を拒否。
妻側は今後訴訟になることも見越し,第2回調停期日に調停で離婚ができない場合はすぐに訴訟を提起する予定であること,訴訟になった場合に予定している主張内容を夫に伝えました。夫は,訴訟を避けるべきと判断し態度を一変させて離婚に応じた。
コメント
モラハラはやっている本人はその発言や行動によって相手が精神的苦痛を被っていることに気付いていない,あるいは気付いていたとしても自分のやっていることは「正しい」と思っており,離婚を求められても「離婚する理由がない」「離婚する必要がない」「なぜ離婚したいのか分からない」という反応を示すことがあります。
このケースも夫は「離婚する理由がない」というばかりで離婚に応じる姿勢は皆無でした。
しかし依頼者の話や調停前に夫と直接やりとりをしたときの様子などから,夫が体面を非常に気にする傾向にあること,自分にとってのメリットデメリットを冷静に判断するタイプであることを感じ取っていました。
調停において,夫のタイプに合わせて対策を講じたことにより,早期に解決することができた事例です。
離婚問題解決事例
![]() |
当事務所の離婚問題の解決事例です。 |
The following two tabs change content below.




姉小路法律事務所
姉小路法律事務所は,離婚,慰謝料,相続・遺言などの家族関係・親族関係の紛争(家事事件)に力を入れている京都の法律事務所です。なかでも離婚・慰謝料事件は,年間300件以上の相談をお受けしており,弁護士代理人として常時数十件の案件を取り扱っております。弁護士に相談するのはハードルが高いとお考えの方も多いかもしれませんが、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。男性弁護士・女性弁護士の指名もお伺いできますのでお申し付けください。 |弁護士紹介はこちら



最新記事 by 姉小路法律事務所 (全て見る)
- コラム 216 離婚届の証人欄 2022/05/31 - 2022年5月31日
- コラム 215 調停って時間かかりますか? 2022/04/27 - 2022年4月27日
- お客様の声58 - 2022年4月11日