遠方に居住する相手と交渉により離婚が成立した事例【離婚解決事例47】

 

20代夫婦 妻が依頼者
 
夫が仕事をやめて遠方の実家に帰ることを希望したことをきっかけに夫婦関係が悪化し妻が夫に離婚を求める。夫は,離婚に応じず,妻に子供をつれて夫の実家で一緒に生活をして欲しいと主張し平行線となる。
妻は子供を連れて家をでて別居,夫は仕事をやめて実家に帰った。
妻は夫と離婚したいが当事者同士では話が思うようには進まなかった。妻は,幼い子供をかかえて仕事をしており,離婚調停を申し立てようにも調停は夫の住所地の裁判所となるため,遠方の裁判所で調停を行うことは事実上困難な状態にあり,弁護士に依頼することにした。
夫のこれまでの態度からすると交渉により離婚を成立させることは容易ではなく調停申立もやむを得ないケースかと思われたが,まずは弁護士から夫に連絡をとり離婚についての考えを確認することとした。
弁護士からの連絡に対し夫から回答があった。夫の言い分を整理すると一定の条件が整えば離婚に応じる可能性があったため,調停申立はせずに協議で条件を調整することとなった。その後,弁護士を通じての条件の調整により離婚が成立した。

コメント

調停は相手方の住所地を管轄する裁判所で行われます。
相手方が遠方に住んでいる場合,調停のたびに遠方の裁判所に赴く必要があるのでできることなら調停申立は避けたいところです。
本件では,当人同士では解決が難しく,調停を申し立てて弁護士に代理人として遠方の裁判所に出席してもらおうと相談に来られました。
当初は,調停を申し立てる予定をしておりましたが,本当に交渉での解決の余地はないのか念のため夫の考えを確認したところ,交渉での解決の可能性を見いだすことができたため,調停を申し立てずに解決することができた事例です。
(なお,遠方の裁判所で調停が行われる場合,最近では電話会議による調停が認められる場合もあります。当事務所では,電話会議ができる設備を整えておりますので,弁護士とご本人が当事務所にいたまま電話で調停をするということも可能です。)

Êk͎oH@ 075-253-0555

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