家庭内別居状態の夫から多額の財産分与を受け離婚が成立した事例【離婚解決事例56】
解決までの経過
40~50代の夫婦 5年以上ほぼ会話がなかった。
子どもが家から出たことを機に、夫婦間で離婚協議を始めたが、夫が提示する財産分与の金額に納得ができず弁護士に相談をした。
財産分与の内容が複雑で,支払方法にも工夫が必要だった。
当事者同士で協議をしていた段階では,財産分与額の適正な評価方法や、支払方法のバリエーションが分からず,夫が提案してくる財産分与の内容に疑問を感じつつも反論ができず、夫の主張ベースで協議が進められていた。
弁護士の介入により,財産分与の対象となる財産をもれなく計上することができ、対象財産の価値の評価も適正に行うことができました。その結果,当初よりも財産分与の金額が大幅に増額し、合計約3000万円の財産の分与を受けることができた。
コメント
このケースでは夫が財産分与についてインターネットで調べ、最初はその夫の提案をベースに財産分与を協議していました。ご本人もインターネットで知識を得て夫との協議に対応していましたが、夫の提案が正しいのかどうか疑問がわいてきたため相談に来られました。
夫の提案は、インターネット上の情報を自分に都合よく曲解していたり、このご夫婦には当てはまらない事例を参考にしており、そのまま夫の提案に従っていればかなり不平等な結果となってしまうところでした。
また、夫はいわゆる「エリート」で弁が立つタイプなので、妻は夫に反論をして自分の意見を通す自信がありませんでした。
弁護士が介入することにより、対等に意見を出し合うことができ、妻も納得できる解決となりました。
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